労災保険

2018/02/25

届け出るだけでもらえる?雇用保険の「教育訓練給付金」制度の賢い活用法

届け出るだけでもらえる?雇用保険の「教育訓練給付金」制度の賢い活用法

世間では仮想通貨や株価の上昇など、バブリーなニュースが流れていますが、労働者の給与はなかなか上がってきませんね。
その中でも仕事で求められる技術や知識は増えていく一方で、自分や社員の教育には投資をしていかなくてはいけません。
今回は申請すると支給される、雇用保険の「教育訓練給付金」という制度について紹介したいと思います。
在職中でももらえる
雇用保険というと、仕事を辞めた後に申請してもらえるというイメージがありますが、これは在職中にももらえます。
対象者:①雇用保険の加入期間が3年以上の人
    ②離職の翌日から受講開始までが1年以内の人
    ※給付を受けてから3年以上経つと再度給付を受けられます。
内容:資格取得やスキルアップのために指定された教育訓練を受講・修了すると、入学料や受講料の20%(最大1年分・10万円上限)が支給。
届出場所:公共職業安定所(ハローワーク)
新制度:こちらは士業(国家資格)と言われる、かなり専門的な資格についてですが、今年の1月から「専門実践教育訓練給付金」も開始され、1月以降の受講開始の場合、教育訓練経費の50%(年間上限40万円)資格を取得して就職した場合、70%(最長3年間で上限168万円)となっています。
自分の取りたい資格や講習を事前に確認
給付金の制度は今後、国全体で見たときに不足していくであろう資格・技能者を育成するため、取得への壁を緩和していくものなので、全てが対象というわけではありませんが、自分の受けたいものがある場合には、最寄りのハローワーク(申請予定の場所)に問い合わせ、該当するのかどうかを確認しましょう。
今回の給付金を始め、働き方や教育についての給付金などは見えにくい部分で展開されていいるので、自分が何を求めているのかを明確にし、日頃の情報にアンテナを張って、賢く活用していきましょう。

給付金制度についての詳細
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
(厚生労働省HP参照)
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_education.html#kyouiku
(ハローワークHP参照)

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