労災保険

2017/07/02

一人親方必須知識!元請会社と下請会社のトラブル回避策

一人親方必須知識!元請会社と下請会社のトラブル回避策


今回はトラブルに対しての注意点について考えてみたいと思います。
項目ごとに考えてみましょう。
①契約書(工事請負契約・業務委託契約・業務提携契約等)
契約書の基本となる、契約日・契約期間・契約内容・請負金額・作業員の日当・支払
期日・工期・事故発生時の対応や責任の所在等を明記し、収入印紙を貼り付けた上で
押印等を明確に行う。金額については税の有無も確認する。
      (特に会社設立後は消費税が免税される場合もあり。)
契約書は交わす前に必ずリーガルチェックを行い、内容に不備等がないのか第三者の
視点と、法的な観点で確認する。
②支払い
支払日の前に、必ず金額や入金期日、振込先の明記された請求書を相手先に通知
し、受理したことを相手に確認する。
支払いの日にメールや電話で入金の確認を行う。
支払日の前後に必ず連絡を取り、状況を共有することがトラブル解消のポイントだ
と思います。
③労災保険
下請けの場合には元請けの労災保険を使用できるということもありますが、基本的に
は法人として下請けを行う場合は法人名義での労災保険加入、1人親方の場合には1
人親方の労災保険への加入が必須となります。
以前、元請けの保険を使用するという承諾の下で工事を行っていた1人親方が現場で
怪我をしても、元請けの労災保険を使ってもらえないという事案も体験しました。
基本的には工事現場で作業する場合には何らかの労災保険へ加入することが必須と
なっています。
元請けに労災申請をすると関係性の悪化や労災隠しのような事案も発生していること
から、自分の身だけでなく関係性を守るという意味でも加入が必須です。
今は月に数千円の安価な保険も出ており、ネットでも簡単に探してみてください。
④資格
当然ですが、現場に入る際に資格証は携行していなければいけません。
元請けからの仕事ほしさに、職長や電工の資格を所持していると偽るという事案もあ
りました。
資格は、必ず本人の腕を保証するものではありませんが、専門の仕事をする上では車
の免許と同じで、所持していないと従事できないものとなりますので、自分の興味あ
る、将来やってみたいと思う職種の資格には挑戦してことが良いと思います。
違う職種でも、知識を持っているだけで新しいアイデアや何らかのヒントを得ること
はよくあります。
作業道具とは違い、知識はいくら持っても重荷にはならないので、日々少しずつでも
勉強を重ねていきましょう。
⑤情報の共有
日々の工事の状況や勤怠管理等も含め、元請けと下請けで頻繁に情報を共有すること
が、お互いの信頼構築という面でも大切であると思います。
信頼関係の深さが、日々の小さなトラブルやミスを共有しやすくし、重大な事故や工
期の遅れを未然に防ぐことも出来ます。
良いことは遅れても良いですが、悪いことは優先して相談できる関係性を築くように
努力しましょう。
⑥工期
工期を守ることは当然のことですが、下請け業者の技能等を考慮して妥当性のある工
期かを事前に確認し合うことが大切です。
元請けの一方的な工期提示や、下請けの無理な受注は工期の変更の可能性を高めてし
まいまうので、受注する段階でよく検討し、妥当性があるのかをお互いに打ち合わせ
しましょう。
トラブルはお互いの意思疎通がうまく取れていなかったり、正確な情報を共有できていない
場合に発生します。特に初めて仕事をする関係の場合、お互いの技能や進め方等も未知数で
あるので、事前によく打ち合わせを行い信頼関係を構築することが大切です。
そして、ビジネスを進めていく上でのポイントととして、「常にフェアな取引」を目指すこ
とです。言葉では簡単ですが、意識を持つだけでも変えられる部分は多くあると思います。
工事をする上でトラブルは付き物ですが、事前にリスクを管理し回避できることも多いと思
います。
皆さんも一つ一つの行動をする前に、そこにどんなリスクが潜んでいるのかを検討し、未然
に対応策等を考える癖をつけましょう。

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